山陽小野田市を知る

 

活力と笑顔あふれるまち スマイルシティ山陽小野田

みんなが笑顔でいきいきと過ごすまちのイメージを伝えるため、「スマイルシティ山陽小野田」をキャッチフレーズにしています。

山陽小野田市の概要

山口県マップ

 山口県の南西部に位置し、下関市、宇部市、美祢市と接しています。市北部の市境一帯は、標高200~300m程度の中国山系の尾根が東西に走り、森林地帯となっています。中央部から南部にかけては、丘陵性の台地から平地で、海岸線一体はほとんど干拓地となっています。市内中央部には厚狭川、有帆川が流れ、平地部を通って瀬戸内海に注いでいます。
市街地は、これら丘陵地から平地部を中心に発達しました。この市街地を取り囲むように丘陵の部の里山、河川、干拓地に拡がる田園地帯、海などの豊かな自然のほか、森と湖に恵まれた公園や海や緑に囲まれたレクリエーション施設があり、優れた自然環境に包まれています。
 気候は、年間を通じて温暖で、降水量の少ない瀬戸内海式気候を示し、住みやすい生活環境となっています。また、市内には山陽自動車道(小野田IC、埴生IC)、山陽新幹線(JR厚狭駅)があり、隣接する宇部市には山口宇部空港があるなど、高速交通網の利便性が高い交通の要衝となっており、産業立地も好条件を備えています。

  • 総面積 133.09km2
  • 総人口 60,326人(男 28,635人、女31,691人)【令和2年国勢調査】
  • 世帯数 26,106世帯【令和2年国勢調査】

山陽小野田市の魅力

山や河川、海など豊かな自然に包まれ、美しいビュースポットが点在。公園やゴルフ場、キャンプ場、海水浴場など自然を生かしたレクリエーション施設も充実しています。
また、近代化産業遺産や文化財、数々の特産品があり、歴史や伝統を守りつつ、新しい暮らしを応援する制度を整えています。
住まい探し、仕事探しのサポート、子育て支援など住みやすいまちづくりに取り組んでいます。

きららガラス未来館(外部リンク)
山口東京理科大学(外部リンク)

山陽小野田市の歴史・文化

 JR厚狭駅南側の丘陵地にある4世紀後半の地域首長の墓である長光寺山古墳は県下を代表する前方後円墳で、大和政権から贈られた仿製三角縁神獣鏡など貴重なものが多数出土したほか、5世紀前半の女性の墓とみられる妙徳寺山古墳からは貴重な勾玉、管玉などが出土しています。また、6世紀になると市南部の竜王山周辺は須恵器の一大産地となりました。
 関ヶ原の戦い後、厚狭南部の領主となった厚狭毛利氏が居館を設け、山陽道が通っている厚狭は宿場として栄えました。
 明治維新後、本市は工業都市としての道を歩みます。明治14 年(1881年)、国内初民間セメント製造会社が設立、続いて、国内でも早期に設立された民間化学会社が誘致されました。
 大正時代にも製薬会社の工場や国内初の民間火薬製造会社の工場が造られるなど、本市は日本の産業近代化の先駆けと言えます。同時に、石炭産業や硫酸瓶などの製陶業も隆盛を極めました。
 現在も県下有数の工業都市である本市では、須恵器、セメント、硫酸瓶を製造した窯業の歴史を踏まえ、ガラスを用いた新たな文化を創造し、「現代ガラス展」を開催するなど全国へ発信することで、「ガラスアートのまち」としての魅力づくりに取り組んでいます。